わたしにとっての船旅

今思うこと。

7/9-9/23二ヶ月半
大雨の中の出港。

約900人の乗船客とスタッフ。
様様な国のクルー。

200人弱の若者とご年配さんたち。

様様な価値観考え方
様様な分野のスペシャリストによる講演。早朝から深夜までTV欄のような自主企画…


そんな船旅という特殊な空間。

訪れた国もそうだけど
やはり仲間たちと過ごした日々は
何モノにも変えがたい時間。

日本という国が好きになれた。
ちゃんと生きれることを実感した。
まだまだおもうこと
みんなに感謝したい事はあるけど
いま出てきた想いを伝えます。


だれも知らなかった初日
船の感じがすごく怖かった。

乗る前は
約一年間、心を失ってた。
あせりと不安…
すべての言動は上辺しかできず
生きてるのが無駄だと思ってた。

子ども福祉の現場に戻るものの
子どもと向き合う責任が持てず

 ヨガ 瞑想 畑 自然な暮らし
いろんなことを試してた

いくら心を整えることをしても
なかなか戻ってこなかった。

そんな中
決断した84thクルーズ。

船に乗って
じぶんをとりもどせるか?

ふたたび

生きる喜びや
一つひとつに感謝できる
感覚がもどるかな?


乗船当初
あまり人に会わないよう
海を見て太陽を浴びてた。

遠目から船内の人々を
みていた気がする。

その素直な笑顔や
やさしさを実感し始め
私を受け止められてきた。
なんだろ色んなもの。

そしたら
しぜんに
音楽を聴けるようになって


人に向き合うことが
  たのしくなって
どんな人間も何もかも
受け止めてくれる仲間に

その時の感覚をあからさまに伝えられるうれしさ。よろこび。いろんなもの。

ようやく戻ってきた感覚。
これがわたし。

心を失うという苦しさ。罪悪感。
理由原因は分からない。虚無感。

そんなに単純じゃない。焦燥感。


まぁ二週間で元気満点になった。
一人ひとりに与えられた身体と思考。
そのgiftを極めること。ありがたさ。
感謝に満たされた。


感覚や思考の共有と共感。

祝福のとき。

その期間があったからこそ。
いまがあると おもえるかな。

あらゆる人間と真っ正面から向き合える
そんなたのしさ充実感に満たされた。
みんなを心から愛することができた。

やっと日本という国を

好きになれた。


日本のお世話になった
感謝したい方々にも
各寄港地から連絡とれた。

それと
帰国してからのイメージ
心持ちも持てた。
こんどこそ
地に脚をつけて生きる。
精一杯たのしんでがんばりたい。

そんな船旅。
(続 寄港地編)



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